ゼポジア電子添文2024年12月作成(第 1 版)
ゼポジアは、スフィンゴシン1-リン酸(S1P)受容体に結合することで、末梢リンパ組織にリンパ球を保持し、循環血中のリンパ球数を減少させます。
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5-アミノサリチル酸(5-ASA)製剤、ステロイド等で、十分な効果が得られず症状が残る潰瘍性大腸炎患者さん※に。
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1日1回1カプセルを服用するお薬です。服用方法や副作用マネジメント情報はこちらをご覧ください。
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アジア、オーストラリア、欧州、北米及び南米を含む世界40ヵ国以上で承認されています(2024年12月現在)。
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ゼポジアカプセルインタビューフォーム2024年12月作成(第 1 版)
※中等症から重症の潰瘍性大腸炎患者
用法及び用量:通常、成人にはオザニモドとして1~4日目は0.23mg、5~7日目は0.46mg、8日目以降は0.92mgを1日1回経口投与する。
Q. | ゼポジアの主な副作用は? |
A. | 経口5-アミノサリチル酸製剤又はステロイドの投与歴がある中等症から重症の活動性潰瘍性大腸炎患者を対象とした国内第Ⅱ/Ⅲ相試験において発現した主な副作用は、オザニモド0.46mg群でγ-GTP増加5.9%(4/68例)、頭痛2.9%(2/68例)及び肝機能検査値上昇2.9%(2/68例)、オザニモド0.92mg群でALT増加4.6%(3/65例)、帯状疱疹3.1%(2/65例) 、回転性めまい3.1%(2/65例)、肝機能異常3.1%(2/65例) 、 γ-GTP増加3.1%(2/65例) 、 AST増加3.1%(2/65例) 及び肝機能検査値上昇3.1%(2/65例) でした。 ゼポジア®スターターパック、0.92mgカプセル 添付文書 |
Q. | ゼポジアと併用できない薬剤はありますか? |
A. | 乾燥弱毒性麻しんワクチン、乾燥弱毒性風しんワクチン、乾燥BCG等の生ワクチンは、併用禁忌として規定されています。本剤は免疫系に抑制的に作用するため、本剤投与中に生ワクチンを接種すると病原性をあらわし発症するおそれがあります。本剤の投与中及び投与終了後最低3ヵ月間は、生ワクチンの接種を避けてください。また、生ワクチンによる免疫獲得が必要な場合は、本剤投与開始1ヵ月以上前に接種するようお願いします。 <添付文書> |
ゼポジア®スターターパック、0.92mgカプセル 添付文書
Q. | スターターパックのカプセル(0.23mg、もしくは0.46mgカプセル)を、0.92mgカプセルの代わりに使用できますか? |
A. | スターターパックに含まれるカプセル(0.23mgカプセル及び0.46mgカプセル)と0.92mgカプセルの生物学的同等性は示されておりません。このため、 0.92mgカプセルの代わりにスターターパックに含まれるカプセルを使用する事はできません。投与時期に合ったカプセルを使用するようお願いします。 <添付文書> ゼポジア®スターターパック、0.92mgカプセル 添付文書 |
Q. | ゼポジアを飲み忘れた場合はどうしたら良いですか? |
A. | 本剤の服用を忘れた場合、気づいたのが当日中であれば、気づいた時点で直ちに1回分を服用し、同じ日に2回分を服用しないようにご注意ください。もし、前日飲み忘れたことに翌日気づいた場合は、飲み忘れた分は1回飛ばし、下図の通り翌日の服用予定時刻に1回分の服用量を服用してください。 |
また、以下①~➂の様にゼポジアを休薬または飲み忘れた場合は、開始用量である0.23mgから投与を再開し、用法及び用量のとおり漸増してください。 |
① | 投与開始後14日以内に1日以上の休薬 | |
② | 投与開始後15~28日の間に7日間を超えて連続して休薬 | |
③ | 投与開始後28日を経過した後に14日間を超えて連続して休薬 |
休薬期間が上記より短い場合は、次に予定された用量で投与を継続してください。 |
ゼポジア®適正使用ガイド
2025年05月21日 | 「製品関連ムービー」に『ゼポジアの国内第Ⅱ/Ⅲ相試験 [J-True North]』、『ゼポジアカプセルの海外第Ⅲ相試験 [True North]』、『ゼポジアの海外第Ⅲ相オープンラベル継続投与試験 [True North OLE ー 中間解析 ー]』を追加しました。 |
2025年05月21日 | 「疾患関連ムービー」に『それぞれの生活 それぞれの悩み CASE 01 就職活動を控えた女性 編』と『それぞれの生活 それぞれの悩み CASE 02 働き盛りの男性 編』を追加しました。 |
2025年03月19日 | 臨床成績や適正使用など製品情報を追加しました。 |
2025年03月03日 | 『ゼポジアの作用機序ムービー』を追加しました。 |
2024年12月27日 | サイトを開設しました。 |